2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『美しき日々』

アンゲロプロスのDVDボックスを衝動買いしたものの、そのあと実家の母親が韓流ドラマに突如はまり、『美しき日々』のDVDボックスをぼくにアマゾンで買わせ、のみならずぼくも母親の執拗な推薦に洗脳され、最近は就寝前に『美しき日々』を見て寝る毎日…

支援費バブルと事業所改革

障害者ヘルパー事業所が支援費バブルであぶく銭をたくさん手に入れたことを認めなきゃいけない。わずか3年の間に、いっきょにその矛盾がむき出しになった形だ。一度ついた贅肉を削ぎ落とし、「適正な」状態をつくるのは、ひどく難しい。 でもこれが、別の場…

手の平で踊らされたような、(支援費制度という罠?)

最近良く聞く話(いや前から聞いたけど)。支援費制度は、ホームヘルプ業者でいえば、大量のNPO法人を参入させるためのまき餌、あるいは移動介護=ガイドヘルパーの単価を極端にきり下げるための一時的な戦略だったのでは? 流れがあんまりうまく出来すぎ…

引用(介護労働と労働組合)

↓http://d.hatena.ne.jp/jasmine156/20050316より。 組合の意義は、組合があることで不正な状態が正しい状態に修正されることが前提となる。しかし、障害者福祉業界においては、補助金が少なく人件費にまわせるお金が限られているなどの理由で、たとえ組合が…

介護労働と資格の問題

http://d.hatena.ne.jp/lessor/20050315 これほどまでに障害者支援で「要資格化」の流れが顕著なのは、(略)「重度の障害者支援に必要な財源を確保したい」→「財務省に支援の大変さを訴えなければならない」→「大変な支援であることを伝えるには、取得が難…

JIL『グランドデザインとその問題点』

http://www.j-il.jp/のトップページ。

今こそ支援費の検証を!(例えば移動介護の問題)

ヘルパーに関して支援費のいちばんの特性は?といえば、<移動介護>と呼ばれる部分にあると思う。 介護保険には基本的に移動介護はない。 「社会参加」を理由に、ヘルパーを使うことが認められた。ここ2年で、街中で障害当事者、特に知的障害の人と出会う…

水沢の知的障害者入所施設

川崎市の障害者福祉に関して、現在一番大きな焦点の一つが、宮前区・水沢に出来る予定の知的障害者の入所更正施設。2006年内に完成予定とされる。 5年位前の情報だと思うが、以下を参照→(http://homepage2.nifty.com/plaza-k/theme/mizusawa.htm)。 …

介護保険の「2時間ルール」の導入?

さらに収支的には苦しい情報。まだ確定ではないが、必ず導入されるだろう。 (もちろん、介護保険と合わせていく流れは当然なので、まあ当然ではある。) 全国障害者介護制度情報HPより―― 「2時間ルール」は介護保険並びで導入されます 今後の3月中の通…

これから介護労働の世界を目指す若い人々へ

今も世間では誤解が根強いらしいのだった、「介護の分野は経済的にのびていく」、と。 何度も述べてきたけど、現場の印象はこれと全く異なる・・。 一生この世界(特に障害者福祉)に関わるつもりなら、生活は非常に苦しくなる、と覚悟しなきゃいけない。手…

行動援護についての現在の感想(3月12日)

はっきりいって、この点数法だと、行動援護の対象となる人は殆どいない気がする。そもそも対象者を判定するのが誰なのか、それも分からないが(更生相談所あたりか?)。ぼくの知る限り、2〜3名の人しか具体的な当時者名が思い浮かばない。事業所側の条件…

移動介護の今後について〜行動援護

支援費の移動介護は、基本的に消えていく方向にある。移動介護は介護保険にはない。完全には消えず、「二階建て方式」(介護部分+移動部分)は若干残るけど、基本的にはそう。 グランドデザインでは、現行の移動介護は、行動援護/重度訪問介護/移動支援事…

2005年4月からのヘルパー単価

本日、川崎市の障害福祉計画課より、厚生労働省から提示された平成17年度4月以降のヘルパー単価の改定案が、ファックスで送られて来た。考えうる限り最悪の数値。会計のスタッフと共に、頭をかかえる。支援費ヘルパー事業所は、4割以上の収入減になる見…