●椎名林檎についてのメモ 椎名林檎の『無罪』『勝訴』は実存的ロマン主義と人工的古典主義のせめぎあいの奇跡的果実であり、しかし彼女の女性としての肉体をずたずたにし、3枚目で古典主義的な技巧に着地して(緊急避難して)、結婚出産離婚からの引退も十分あ…
共著『東日本大震災後文学論』が東日本大震災から6年目の3月11日に刊行されます。 昨年から僕も「新人」として限界小説研究会に参加していました。これはその研究成果です。漢字10文字のタイトルも、カバーの黒さも、600頁を超える分厚さも、じつに反時代的…
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