『フリーターズフリー』02



 長らくお待たせしましたが『フリーターズフリー』02、ついに発売です。責任編集・栗田隆子、メインは「女性の労働と生活」。HPも更新しました。*1予約注文可能です。一般の書店には12月1日頃、出回る予定です。1300円+税。初版3500部。結果として、1960年代後半〜2000年代の様々な女性運動の歴史をコネクトし、過去の「なかったことにされてきた」活動や声を手探りで掘り起こし、「現在の必要」を見つめることで「明日の希望」を切り開く――そういう一冊となりました。そして読者の皆さんとの出遇いと交わりと通して、未曾有の地平を未来にひらくポテンシャルを懐胎していると思います。何より、楽しい。かわいい。ぜひお手に取ってみて下さい。売り方(届け方)もいくつかのアイディアを工夫していきます。




フリーターズフリー Vol.2
■ 巻頭セッション 労働と家族を問う
 国澤静子×白崎朝子×村上潔×生田武志×大澤信亮×栗田隆子×杉田俊介
■ かっこいいおんなたち
 松元千枝
■ 女性と貧困ネットワーク
 栗田隆子
■ きちんと食べていける働き方へ
 ワーカーズ・コレクティブ座談会
■ 共に暮らすということ
 ベリス・メルセス宣教修道女会第四修道院
■ 協同労働と書籍流通のオルタナティブのために
 ワーカーズコープアスラン座談会
■ 突撃母ちゃんのサバイバル道場
 増山麗奈
■ 「ふ」
 栗田隆子
■ 「モテないという意識」を哲学する
 森岡正博
■ 「レイプされたい」という性的ファンタジーについて
 小松原織香
■ 触発する悪││男性暴力×女性暴力
 大澤信亮
■ 性暴力についてのノート
 杉田俊介
■ 引きこもりと労働 グッドウィルユニオンニュースタート
 梶屋大輔
釜ヶ崎で警察に対する抗議活動が暴動に発展
 生田武志
■ 極限の貧困をどう伝えるか
 生田武志
■ 自律への希望(前編)
 綱島洋之


*1:またしても衝撃的なフラッシュでございます。