白崎朝子『介護労働を生きる』



 白崎朝子さん*1の『介護労働を生きる――公務員ヘルパーから派遣ヘルパーの22年』が現代書館から4月3日に刊行されます。杉田も帯に推薦文を書かせて頂いた。


 介護現場の暴力の渦中に飛びこむ白崎さんの絶句とサバイブ自体が、この国のすべての介護労働者たちへのエールになるだろう。希望はあなたたちの中にある、と。




http://www.gendaishokan.co.jp/new01.htm

介護労働を生きる
公務員ヘルパーから派遣ヘルパーの22年


4月上旬発売予定
白崎朝子 著
四六判上製 208頁 
定価1600円+税


 「愛」なき国の介護現場から紡ぎ出された魂の結晶。学者には書けない「生きた思想」がここにある!


 ヘルパー不足のなか派遣切りされた人を介護にシフトする案が出ているが、介護労働はそんなに単純なものではない。自身と7人の介護労働者の経験から、混沌の介護現場を支える介護労働者の未来を展望する。


 [著者紹介・編集担当者より]
 著者は、措置時代に公務員ヘルパーとして働き、介護保険導入半年前に一旦退職。その後グットウィルの派遣ヘルパーとして在宅介護、グループホームデイケアサービスで働いた、ヘルパー経験22年のシングルマザー。




*1:氏は『フリーターズフリー02』の巻頭セッションに参加。