最近の仕事(長渕剛と三島由紀夫、文化系トークラジオLife)

 「文藝別冊」から『長渕剛』が刊行されます。下記の原稿を書きました。長渕氏本人が企画に積極的に関わり、僕ら書き手とも応答しながら、雑誌の内容を高めていきました。充実した誌面になっていると思います。


 ◆「長渕剛三島由紀夫――その日本浪曼派的な命脈」(43枚、『文藝別冊・長渕剛』2015年11月28日)






 なお先日僕も参加したTBSの文化系トークラジオLife「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」(2015年10月25日)のアーカイブが公開されています。個人的には「ロスジェネの亡霊」として生き続けていく覚悟が定まり、良かったです。僕は「幸福になったら、負けだという気持ちがある」と言いましたけれども、「働いたら負けだと思っている」という伝説的なニート青年の言葉、赤木さんの「希望は戦争」のような、ブラックホール的な感覚があるのかもしれません。収録の場は本当にサークルみたいな親密な雰囲気で、楽しい時間でした。一番ビビったのは、ラジオ好きの母親が明け方まで放送を聞いていたこと。「みんなニンショー、ニンショーって言ってたけど、ニンショーって何?」と言っていました。


http://www.tbsradio.jp/life/20151025/