2005-04-28から1日間の記事一覧

『ミスティック・リバー』――それは本当に「どうしようもない」のか?(2)

見てみよう。 ティム・ロビンスは、少年時代に誘拐・暴行されたうえ、その後の人生でも風評=二次被害に苛まれ(ケヴィン・ベーコンの同僚の刑事は、偏見的に彼をケイティー殺人の犯人と疑う)、傷から逃れることが出来ない。 人は内的トラウマは消えないと…