転送します。*1

 明石洋子です。皆様にはbccにて送信しています。
 生放送まであと1週間、撮ったフィルムで、どの場面がどのような形で、当日映像で流れるのかもわからず、ぶっつけ本番なので、はらはらドキドキです。日本の皆様に自閉症および発達障害を理解していただくためには、NHKのこの番組等で、自閉症をシリーズで取り上げてほしいので、視聴率や反響がいい事を願っています。(シリーズになって、皆様も出ていただきましょう!)
 とにかく「正しく理解していただいて、適切な支援をしていただく」ためには、まずは「知って」いただかなくては、理解などしてもらえません。
 マスコミに出るほうは、リスクも覚悟しています。何が起こるかわかりませんが、徹之ともども生放送出演を楽しみましょう(その余裕はないかな?)。
 NHKの内多より、川崎市に出すために、この番組の「企画書」をいただきましたので、皆様にもお送りしたく、添付しました。この番組の放送を、お知り合いやHPで、ご案内していただければ、嬉しく思います。ではどうぞよろしくお願い申し上げます。


 下記は、自閉症協会、鹿児島支部からの出された、番組の案内文です。参考までに。


 【TV】明石徹之氏とその母生出演
  川崎市職員の明石徹之氏(知的障害を持つ自閉症)とそのお母さん(洋子さん)がTV出演されます。是非、ご覧ください。


 ●放送日時 2005年8月23日(火)8時35分〜
 ●番組名  NHK総合TV 「生活ほっとモーニング
 明石徹之(知的障害を持つ自閉症)と洋子(その母)生出演   
 50分間(8時35分〜9時25分)


 ▼以下、明石洋子さんのコメントです。(^_^)


 最近、発達障害者の殺人事件や自閉症を苦にした母子無理心等、暗いニュースや番組が多い中、少しでも「将来像として皆に元気と勇気を与える明るい話題」(かな?)を提供できれば嬉しいです。
 NHK(内多勝康キャスターさん等)の見解もそのようです。
 しかも徹之と私は、早朝からNHKスタジオに入っての、なんと「生放送!」。
 知的障害をもつ自閉症者本人の生放送は、初めてですね。
 ハプニングがおきそうで、ちょっと冒険!
 徹之が何を言い出すやら・・・どんな反応を示すやら・・・。


 では、23日朝8時35分に、お目にかかりましょう。
 (本当は、見てほしいような、見てほしくないような・・・)
 徹之と私、ご期待にお応えできるか心配!! (ハラハラ ドキドキ・・・)

*1:結局番組を見られませんでシタ

不安・沈着・絶望

 格差や勝ち負けが拡大すると述べ「不安」を煽る人々が一方にいて、他方に、不安のアジテーション自体を批判し「現実は明るくも暗くもない」「希望も不安も共に虚妄」と述べる人々がいる。不安のインフレとその結果生じる野蛮で排他的な暴力の熱が圧倒的にひろがる限り、これを冷却し、冷淡な落ち着きを取り戻せと主張すること、これは正しい。だが、皮相な不安の連鎖の底には、各人が新現実から強いられた固有の《絶望》がやはりあり、不安の気分も余裕ぶった冷静さもこの水準を曖昧に糊塗してしまい、その意味で自分を包む現状を見極め、足元を掘り進めること、つまり「もっと深く絶望せよ」がまずは不可避で不可欠な精神の態度ではないか。そう思いもする。不安のアジテーション→処方箋の提示を繰り返し、売文と売名を図る「マッチポンプ(自作自演)」ではないもの。それはある。まずはそこから始める。