自閉症支援

高岡健『やさしい発達障害論』書評

以下は、ちょっと前に『かざぐるま』(2009年4月号)という神奈川県の障害者福祉関係のニュースレターに掲載された書評です(字数の関係で削った部分を復元してあります)。 高岡健『やさしい発達障害論』書評 題名に反して、本書は「啓発」の本ではない。事…

わがまま?

http://d.hatena.ne.jp/jasmine156/20050903を読んで。 返信にはならないけど、少し思ったことを書きます。 あるひとのある行動が、「障害特性」か「わがまま」か。変えられない・変える必要のない・変えるべきではない部分か、変えられる・変えたほうがたぶ…

ある知的障害者入所施設で自閉症・強度行動障害の人の専門的支援を行うKさんを呼び、学習会。自分の勤める法人の人6名もまねいた。 とても沢山のことを考えさせられた。Kさんの話から自分が考えたこと、思ったことを書く(以下Kさんの意見をそのまま書く…

自閉症の支援法に関する総論・概論的なテキストはないのかな。客観的な記述は難しいかも。子供達との直接の関係がベースにあるから、どこにもコミットしない無色透明な「方法論」なんて、ない。なさそう。派閥的なドロドロも生じやすいとか。それはそうだ。…

読書中

自閉症・行動障害関係の本をまとめて購入した。支援の「方法論」を肯定するにせよ否定するにせよ、とにかく勉強から。 まずは。自閉症と行動障害―関係障害臨床からの接近作者: 小林隆児出版社/メーカー: 岩崎学術出版社発売日: 2001/09/20メディア: 単行本購…

転送します。*1 明石洋子です。皆様にはbccにて送信しています。 生放送まであと1週間、撮ったフィルムで、どの場面がどのような形で、当日映像で流れるのかもわからず、ぶっつけ本番なので、はらはらドキドキです。日本の皆様に自閉症および発達障害を…

児童期・青年期の成長の過程で、家族状況の変化などに伴い、行動の障害があらわれ、継続・悪化し(他害を含む警察沙汰など)、行き場がなくなっていき、家族も疲弊し、最後は精神病院/入所施設へ入る他なくなる、という「パターン」に幾つか遭遇した。家族…