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自閉症の支援法に関する総論・概論的なテキストはないのかな。客観的な記述は難しいかも。子供達との直接の関係がベースにあるから、どこにもコミットしない無色透明な「方法論」なんて、ない。なさそう。派閥的なドロドロも生じやすいとか。それはそうだ。子供達の療育・人生がかかっている。
この3年半、自閉症の人々とダイレクトに関わる経験を経てきたけど、入門書的知識はあるものの、それ以上の方法論には手をつけてこなかった。しかし、逆に言うと、断片的に各アプローチの「影響」を受けていたとわかる(「視覚的構造化」とか)。特定のアプローチを信奉し「専門家」を目指す気は当面ないけど、単なるアマチュアでも堅苦しい専門家でもなく、「勉強したアマチュア」を目指したい。
まずTEACCH(ティーチ)の・・。
自閉症児のための絵で見る構造化―TEACCHビジュアル図鑑 (学研のヒューマンケアブックス)
- 作者: 佐々木正美,宮原一郎
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 大型本
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続いて受容的交流療法の石井哲夫さんの本を。
講座受容による自閉症児教育の実際―いま再びなぜ受容なのか (障害児教育指導技術双書)
- 作者: 石井哲夫
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 1983/09
- メディア: 単行本
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- 作者: 石井哲夫,白石雅一
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 1993/09
- メディア: 単行本
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ある種の極北に位置する、行動療法(応用行動分析)の片倉信夫さんの本を。
- 作者: 片倉信夫
- 出版社/メーカー: 教育出版
- 発売日: 1981/08/01
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片倉さんの理論は川崎市の自閉症支援とも浅からぬ関係があるが、この辺、微妙すぎて、詳しく調べないと何も書けない。支援者側に限っていえば、計画されていた川崎市初の自閉症支援センターの話も、今は頓挫している。川崎市では、横浜と違い、支援・療育の方法論的な違いや「対立」の話も、あまり聞かない。没交渉というか(細かくいえば色々ありそうなんだけど)。