介護労働と資格の問題

http://d.hatena.ne.jp/lessor/20050315

これほどまでに障害者支援で「要資格化」の流れが顕著なのは、(略)「重度の障害者支援に必要な財源を確保したい」→「財務省に支援の大変さを訴えなければならない」→「大変な支援であることを伝えるには、取得が難しい資格をもっていることを条件にするしかない」という発想があると聞く。このとき「資格」の機能は、サービス利用者にとっての「品質管理」でもなければ、サービス供給者にとっての「既得権の保持拡大」でもない。予算の配分に関与する第三者の「説得」のための材料である。「行動援護類型」の導入はその典型例であったと思われる。