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積みあげた関係を大切にしたい思いが一方にあり、他方に、支援体制を今の形で(制度的・社会資源的に)継続しうる時間が限られるとすれば、不確定要素は多くても、今から先の生活を見すえて支援体制を整えないと、という思いがある。制度が無くなった、何もできなくなった、仕方ないよね――。これでは支援者の責任は済まない。
広報誌に、移動介護とその周辺をめぐる、渾身の原稿を書く!つもり……等とひっそり燃えていると、妙にヘルパー・訪問の仕事が入って来る。緊急、穴あき・・。
他方で次の気分もあるのだった(というか、本人に伝えた)、介助者に親と同じ全面依存の介助を期待・自明視し続けて、君はそれでいいのか(比喩だけど「ご飯が食べたいから○○を作って」と具体的に指示することと「メシ!」と駄々っ子的に命じることの違い、というか)。自分の生活の足元を整えず、社会的手続き能力も皆無なまま、目についた障害者運動トピックに思慮なく没入し、全てうやむやにしていく(その過程自体が君の社会的コミュニケーションなのだとしても)、万年その繰り返しで君は本当にいいのか。云々。数年単位で関わる中で初めて出てくるもどかしさ。というか、本当は自分の未熟さ、「無力だ」とさえ言う資格のない無力さ、が原因なんだろう。というか、自分にそんな風に苛立つ資格も皆無と分かっているけど。
↓併読中。最近は何か同じような内容の本ばかり。どれが誰の意見か、記憶の中で見分けがつかなく・・。
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発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子 (光文社新書)
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