緊急調査!障害者自立支援法に係る訪問介護労働者の生活・労働
かりん燈(万人の所得保障を目指す介助者の会)が実施主体となって、訪問介護労働者の労働・生活状況についてのアンケート調査を行っています。
今回は全国版です。
関係者はぜひ!ご協力下さい。
ぼくの働くNPO法人も参加する「かながわ障害者支援事業者ネットワーク」も協力団体になっています。
http://www.eft.gr.jp/pa-forum/survey0801/
緊急調査!
障害者自立支援法に係る訪問介護労働者の生活・労働
WEBアンケート
〜介護者不足が深刻化! 私たちの声を国政に!〜
私たちは、障害者の地域自立生活のための「介護保障」と介護者の「生活保障(労働条件の確保)」を望む介護者・介助者集まりです。
今、相次ぐ社会保障の切り捨て、介護報酬単価の削減などに伴い、事業主の懸命な経営努力にもかかわらず、介護者不足が深刻化しています。深刻な介護者不足や無理な介護派遣は、利用者の生活・生命に大きな負担・危険を及ぼします。また、現在の低い報酬単価では、働く人々の労働条件の確保や職務上必要なフォローが金額的・経営的に無理であり、そのためさらなる介護者の職離れが起きています。今のままでは厳しい条件下(ワーキングプア)で働く人々の生活が守れないばかりか、障害者の生存の危機もますます進行していきます。
今、この厳しい現状を打開すべく、障害者の地域自立生活を求める声と連動し、私たち介助者も国に対して社会保障の責任を果たさせるよう働きかけていくべきではないでしょうか。
今回のアンケート調査は、まさに国に対して、介護者が働き続けることが可能な生活保障及び労働条件の確保、そしてそれを実現するのに必要な介護報酬単価の引き上げ(もちろん基本には障害者の地域自立生活の保障があります)を求めるための基礎データ集めとして行います。
集められたデータは、私たち「かりん燈」をはじめとする介護者の会が行う国に対する要望活動と同時に、「障害者の地域自立生活確立の実現を求める大行動実行委員会」が行う行政交渉においても資料として用いられます。
みなさまのご協力、なにとぞよろしくお願いします。
かりん燈 万人の所得保障を目指す介助者の会
アンケート回答はこちらからどうぞ
※「18.厚労省がキャリアアップの仕組み」参考資料は以下
社会保障審議会福祉部会資料(平成18年11月20日開催)
資料3−3、5ページ目
【目 的】
障害者の地域自立生活を支える介助者・介護者が安定して働き続けることができるためには何が必要かを、介助者・介護者の観点から、現在の介助者・介護者の生活・労働・意識調査を通じて明らかにし、それをもとに今後の持続可能な介護保障に係る施策について厚生労働省に提言する。
【対象者】
障害者自立支援法に係る訪問介護労働者(サービス提供責任者や事務、請求担当兼務など含む)
【調査期間】
2008年1月22日(火)〜2月12日(火)
【実施責任者】
かりん燈 万人の所得保障を目指す介助者の会
【協 力】
障害者の地域自立生活確立の実現を求める全国大行動実行委員会
京都市居宅介護等事業連絡協議会
居宅サービス事業者ネットワーク(東京)
かながわ障害者支援事業者ネットワーク
パーソナルアシスタンス☆フォーラム実行委員会
岡部耕典(リソースセンターいなっふ・早稲田大学)
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