最近の仕事(絶対平和論、添い寝エッセイ)



 ◆「今、絶対平和を問いなおす――「イスラム国」人質事件から」(58枚、「すばる」2015年6月号)


 文学と政治、時評と思想の「間」にとどまりながら、今、考えられることを考えてみました。保田與重郎ガンジー福田恆存丸山眞男ジャック・デリダらを参照しながら、戦後的平和の先に(積極的平和ではなく)、絶対平和の理想を取り返すことは本当に不可能なのか、と。個人的には新境地です。


すばる2015年6月号

すばる2015年6月号



 ◆「寄り添われて眠るということのパンセ」、(14枚、同人誌『SOINEX』)


 「添い寝」をコンセプトにした同人誌に、エッセイを書かせて頂きました。超低体重出生児として産まれた我が子のNICUでのカンガルーケア、重症心身障害のある青年とのお泊り、そして僕自身が幼い頃、アトピーに苦しみながら父親に寄り添われて眠った時の安らかな気持ち、などの記憶をめぐって書きました。僕らしい文章になったのでは。チャンスのある方は、ぜひお手に取ってみて下さい。


http://hallucinyan.hatenablog.com/entry/2015/04/15/202854