行動援護についての現在の感想(3月12日)

 はっきりいって、この点数法だと、行動援護の対象となる人は殆どいない気がする。そもそも対象者を判定するのが誰なのか、それも分からないが(更生相談所あたりか?)。ぼくの知る限り、2〜3名の人しか具体的な当時者名が思い浮かばない。事業所側の条件も厳しい。申請を出す事業所が本当にあるのかな?正直、何かのアリバイ的に出された制度じゃないの?と今は感じてしまっている。
 市町村単位で裁量があるから、行動援護の枠をゆるやかにすることに関しては、各市町村に任せる、ということなんだろうか。市町村の財源となる移動介護の方がかなり期待できないから、行動援護の方がきちんと制度的に位置付けられれば、重度の人の移動支援はしっかり支え、これまで正直「?」だった部分に関してはボラ的な方向へ切り替えていく、という適切な方向性が整えられるのかな、と少しは期待していたんだけど。