教育と福祉のハザマで・・

 新規の依頼が多い。ここ数日でどっと依頼が。障害児(のお母さん)の依頼が顕著。新学期だから。
 学校側の受け入れ体制がない。入学式に参加できない。一番最初の一番大事な時期。ここだけでも通わせたい。でも、制度もない(あるけど使い物にならない)。どうにもならない。だからうちの事業所にフリーサポート(一時間1000円)の依頼が来る。「学校に通う」ために自腹を切る他に道がない。
 元凶の一つが、福祉と教育のタテ割り(断絶)かもしれない。教育の世界は「それは福祉の仕事でしょ」と主張する。福祉の世界は「それは教育=学校の仕事でしょ」と主張する。そのハザマでどうにもならない。
 教育分野での「発達障害支援」に関する法律や指針も、福祉分野のグランドデザインとどうつながっているのか、いまいち見えない。(発達障害の人は、障害者手帳を今は取れない。)