第二期GDPに向けて・・

 GDP(http://rond.jp/gdp/)だが、この秋に予定の第2回セミナーへ向け、準備中・・*1。この場ではあまり紹介できないけど、かなり《運動体》っぽくなってきた・・。よくも悪くも・・。
 当事者・行政・支援者・市民をきちんと巻き込んで=巻き込まれて、効果的に「提案」を示していくには、どのタイミングがベターかな?と考えると、市の予算要求が決定される8〜10月がまずターゲット。そのために、8月終りから9月初旬に第2回セミナーをひらくのがよいのでは?という話になった(市政の本年度の流れも、まだ不透明な部分はあり、微調整はあるかも)。
 10月末までには各部門からの予算要求が出揃い、財政担当でこれを査定していく(削っていく)んだけど、そのプロセスで各部門との数回のやり取りはあるものの、この段階ではもう「提案」の内容が反映される余地はほとんどないらしい。可能性があるとしたら、次は2月の市議会。


 ・・『障害者自立支援法』『新かわさきノーマライゼーションプラン』をぱらぱら読みながら、「GDPからの「提案」」の骨組み(の骨組み)を少しつくっているんだけど、頭が痛い。こないだ市の人から「福祉関係の人は、法律に弱いし、法律を読まない!」と怒られた。
 (そういえば、『新かわさきノーマライゼーションプラン』がようやく出来たのに、また「障害福祉計画」をあらたに自治体でつくることを、自立支援法で義務づけられたとか。また中山満氏がつくるのかな・・。)


 それにしても、来年の自分がこの会に参加できる生活状態にあるか、わかんないや。

*1:ちなみに会の運営のため、ぐらす・かわさき(http://www3.ocn.ne.jp/~grass-k/)の助成金10万円に申請しました。次の日曜10日がプレゼンの日。それと、かわさき市民活動センターの平成17年度「かわさき市民公益活動 助成金制度」の申し込みが始まっていました(http://www.kawasaki-shiminkatsudo.or.jp/volunt/01/index.html)。何度もいうけど、特に――既得権に守られていない――弱小な法人・作業所などは、資金を行政の分配「だけ」に求めると、すごく危うい。財政状況だけで、かんたんに潰れてしまう。今回の支援費単価の極端な切り下げがそうだし、今後もさらにパタパタとあっけなく潰れていくだろう。必要なのは、資金源を継続的に多元化=複数化していく努力だって感じた。福祉分野の人々は、はっきりいってそういう面がかなり弱い。例えば、NPO法人の状況が全然違うから単純な比較はできないけど、アメリカのNPO法人だと、助成金補助金の申請を100とか200とか書くのは当り前で、組織には申請担当がいるほどだという。日本では助成金の倍率もそんなに高くないだろう。色々問題もあるけど、企業との信頼を介した提携=ネットワークも必要になってくるだろう。