というか、ザッカン

 日曜恒例の、多摩川沿いハイキング。
 いったん自室へ戻った。最近はやや右膝が痛む。


 自閉症の人はともかく、知的障害の人のサポートでいつも対応にその場その場で悩むし、悩み続けるのは、その人の行動で「受け容れるべき部分」と「受け容れてはダメな部分」をどう見極めるか、そして対処するか、という点。
 特に(福祉関係者ではない)第三者、通行人などと関わる時。電車内とか、お店の中。
 足のない人に歩けと言うのはおかしい。でも足のない人が見知らぬ他人に「あそこまで連れていけ」と命令し、拒まれて怒るのは、おかしい。これは極端な例だが、グレーゾーンがむげんに広がる。しかも、状況、関係、過去の積み重ねなどが作用もする。このグレー=曖昧さの中で、常にサポート側の技能や経験が試されるし、両者の本当の《関係》も生じる。
 もちろん「ヘルパーに入る時間帯」だけで判断してはダメで、というかそれではどうにも判断は無理で、家族関係や施設での日々などを含む判断が当然必要なのだが、ケアマネ云々以前のところで、当事者の生活の厚みを考え、かつどこが「受け容れるべき部分」でどこが「変えていった方がいい部分」なのか、刻々と考え続け、失敗と蛇行を重ね続ける他ない。
 としても、それは「その場しのぎ」では当然なく、自分の「サポートの仕方の志」を(盲信とは違う形で)体得する必要は他方である。


 ・・と、時間切れ。再び仕事へ行きます。筋ジストロフィーの人の入浴。あら、外は雨がひどく。


 ●「このままの"障害者自立支援法案"では自立はできません!7.5緊急大行動」(http://www.normanet.ne.jp/~jadh/75action.html


 仕事で参加は困難だけど、注目しまス。