新刊『戦争と虚構』刊行



 8冊目の単著が刊行になります。
 政治と美学、作品論と時評の間をぬっていくような批評。
 2010年代論でもあります。
 新境地だと思っています。
 割といい本だと思いますので、よろしくどうぞ。


 《いかにフィクションは戦争に抗するのか? 災厄の気配――鳴り響く早朝のJアラート。力なき笑いに覆われた〈戦前〉――に満ちる転換期としての2010年代。『シン・ゴジラ』『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』、押井守宮崎駿、リティ・パン、伊藤計劃、湯川遥菜、安倍晋三東浩紀土本典昭……、それらを星座のようにつなぎ合わせたとき、見えてくる未来とは。新たなる時評=批評の形。》


 ◆◆(8冊目)『戦争と虚構』(作品社、2017年11月30日)


戦争と虚構

戦争と虚構