フリーターの「希望」は戦争か?
下記のイベントに参加させていただくことになりました。
http://www.kotolier.org/ann/
当日は、『フリーターズフリー01』の先行販売も行なう予定です。
どうぞよろしくお願い致します。
★フリーターの「希望」は戦争か?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版)の雨宮処凛
『フリーターにとって「自由」とは何か?』(人文書院)の杉田俊介
「31歳フリーター。希望は、戦争。」(論座)の赤木智弘による
特別トークライブ
『 フリーターの「希望」は戦争か? 』
〜 雑誌「フリーターズフリー」創刊スペシャルを兼ね 〜
6月8日(金)19:00〜22:00 in UPLINK FACTORY(渋谷)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フリーターという言葉が使われ始めたのは1980年代後半。日本の経済がまだ好調だった頃です。
24時間営業のチェーン店の急増や、建設業界の慢性的な人手不足によって、若い労働力が求められていた時代でした。
しかしその後バブル経済が崩壊し、企業の経営状態が悪化すると、正社員の採用は抑制され、低賃金で簡単に解雇のできる「アルバイト」が、代替の労働力として活用されるようになりました。
そのため当時、就職活動をしていた多くの若者が正社員になれず、フリーターになることを余儀なくされました。
そして、日本の景気が復調しつつあっても、フリーターの職場や生活レベルはむしろ劣悪化する一方です。
生きさせろ!
希望は戦争!
もうがまんできない!
今、400万人のフリーターたちが、怒り始めています。
今回は「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」で大きな波紋と反響を巻き起こしたライターの赤木智弘さん、
3月に『生きさせろ! 難民化する若者たち』を出版したばかりの作家・雨宮処凛さん、
そして、6月10日に雑誌「フリーターズフリー」を創刊される有限責任事業組合フリーターズフリーの杉田俊介さんをお呼びし、
『 フリーターの「希望」は戦争か? 』と題してお話いただきます。
フリーター、ワーキングプアの問題を取材・考察し続けているお三方からは、日本社会への洞察に富んだ示唆や問題提起をいただけることでしょう。
日の大変差し迫った中でのご案内となりますが、この貴重な機会に、ぜひとも皆様にご参加いただければ幸いです。
<開催概要>
■日時・時間 2007年6月8日(金)
19:00〜22:00(開場18:30〜)
■会場 UPLINK FACTORY
東京都渋谷区宇田川町37-18
地図:http://www.uplink.co.jp/info/map.html
■出演者 赤木智弘氏、雨宮処凛氏、杉田俊介氏
■定員 80名
■参加費 1500円
■主催 NPOコトバノアトリエ内、オールニートニッポン事務局
■URL http://www.allneetnippon.jp/
※イベント終了後、実費にて近くの居酒屋で懇親会を行います。
※本イベントは、インターネットラジオでもお聴きになれます。
■出演者プロフィール
【赤木智弘】
1975年、栃木県生まれ。専門学校卒。
東京でしばらく生活した後に、実家に戻り、
現在はフリーターとして働きながら、執筆活動を続けている。
http://t-job.vis.ne.jp/
【雨宮処凛】
北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。
自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、
『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)
『右翼と左翼はどうちがう?』(河出書房新社)など、著書多数。
http://www3.tokai.or.jp/amamiya/
【杉田俊介】
1975年生れ。川崎市在住。法政大学・大学院で日本文学を専攻。
専門は日本の文芸批評。その後アルバイトを転々とし、
2002年より介護労働者。
著書に『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)。
http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/