最近の仕事(『騎士団長殺し』論+対談幾つか)



 村上春樹の新刊『騎士団長殺し』についての30枚程の批評を書きました。ゆくゆくは自分なりの文芸評論の総決算として長編評論『村上春樹』を書くつもりですが、その原点を確認できた気がします。
 3月末に、幾つかの対談がありました。いずれも素晴らしい、最前線で活躍する方々ばかり。緊張しつつも楽しい日々でした。詳細は判明次第、付け加えていきます。
 なお本年度は、法政大学院のサブカルチャー論(3年目)と、東工大の哲学(前期のみ、週2回)の非常勤を1コマずつ受け持ちます。後者は内村鑑三有島武郎パウロ親鸞吉本隆明等のテキストを読みます。


 ◆「『騎士団長殺し』論」(30枚、「すばる」2017年5月号)
 ◆安彦良和ロングインタビュー「裏街道(サブカルチャー)からのまなざし」(「週刊読書人」2017年4月14日号)
 ◆熊谷晋一郎+杉田俊介「「障害者+健常者運動」最前線――あいだをつなぐ「言葉」」(「現代思想」2017年5月号)


すばる2017年5月号

すばる2017年5月号



 追記。春に刊行予定だった『ジョジョ論』が遅れて6月頃、その次の著作『戦争と虚構(仮)』は8月頃*1の予定です。そのつもりで作業しています。共に作品社さんからになります。

*1:10月頃になりました。