「男の性」について「加害者」と「被害者」から考えること

【後記】データの貼り付けを間違えて、一部、言葉遣いが目茶目茶だったので、直しました。すんません。 下記のような本を読んでいた。以下、単なるメモとして。 http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20080216/p1で書いたような「男性のセクシュアリティ」…

欲望について

このわたしの欲望はある部分、生物的本能的なものであるし、ある部分、社会的に構築されたものでもある。「人間の欲望は必ず○○の傾向を持つ」とは単純にいえない。ところで、欲望は、社会や他者の影響や操作によって駆り立てられる部分があると同時に、自分…

性暴力化する社会

引き続き、子どもポルノについて。 森岡正博氏の愚直な提言は、考えるに値する。 《それは社会のロリコン化についてである。現在の日本のテレビや雑誌やインターネットには、女の子たちを性的な視線で眺め回すような商品がたくさん出回っていて、数多くの大…

各団体・個人の要望書、提言など

◆「賛同を求める要望書の原文」(2003年1月○○日)、http://picnic.to/~ami/repo/k_i_siryou.htm ◆NGO連絡網AMI「「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び保護等に関する法律」の改正に向けた意見書」(2003年1月22日)、http://picnic.to/~ami/r…

東浩紀の「児童ポルノの単純所持禁止問題」への違和感

【追記】font-daさんの→http://d.hatena.ne.jp/font-da/20080214/1202980795が、ずっと優れた東記事へのコメントをすでに書かれていた。そちらを参照して下さい(2008年2月20日)。 以下、メモ。 まず東は擬似こどもポルノの全面禁止の問題【C・2】につい…

非モテ・メンズリブ・エロマンガについてのノート

非モテについてちゃんと考えるためには「非モテとは何ぞや?」という問い方だけではとてもダメだとわかったので、少し前から、ウーマンリブ/男性学/メンズリブなどについてちょこっと調べていた。 ご存知のように、非モテについてはすでに一定の研究(?)…

東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』のクリティカル・ポイント

『ゲーム的リアリズムの誕生』(二〇〇七年)の「付録B」の「萌えの手前、不能性に止まること――『AIR』について」に心を動かされた。もともと、共著『美少女ゲームの臨界点』(二〇〇四年)に収録されたものだという。そちらの論集は僕の手元にはない。…